壁紙の画像は「コスモス」を店内撮影し、加工したものです。
更新日時 2010年02月02日 05:32:31

お花に水を吸わせましょう!! 

 

“水揚げ”という言葉をよく聞きますが、その方法について

“水揚げ”というのは私達の仕事なかでもっとも重要なものの一つです。
産地から送られてきた花は休眠状態にあります。 それを生き返らせる作業といえば解り易いでしょう。

植物は“根”から水を吸い上げています。 切り花にはもちろん“根”がありませんから “茎”から直接水を吸わせるようにします。
その方法として“水揚げ”という作業があるわけです。代表的なものとして、 以下の様な方法があります。

水きり 水の中で茎を切る方法です。一番多く使用する方法です。
なぜ、水の中で切るかといいますと、植物は毛細管現象を
利用して水を吸い上げていますので、切った瞬間に水を取
り入れ易くする為と、細胞を乾かさない為です。

切る時には茎を斜めに切って、水に触れる表面積を増やす
ようにして下さい。

この時、茎の柔らかいものや、細いものですと、はさみよりも
フローリストナイフを使って頂いた方が、茎をつぶす事がない
ので、お勧めです。

なお、鉄を嫌う植物(菊など)に関しては、水の中で折るようにします。

焼く 茎の先端を火で焼く方法です。
水切りをした後に、火で焼き、水に浸けます。

切り口を炭化させて水を吸わせ易くするのと、消毒をする
意味があるようです。

この水揚げ方法を行う時は、火の熱が花や葉に伝わらない
様に厚手の紙等で包み、特に注意して下さい。

煮る 茎の先端を熱湯に付ける方法です。
水切りをした後に、茎の先端1〜2cmを熱湯に浸け、すぐに
冷水に浸します。

切り口を消毒するのと、刺激を与える意味があるようです。

熱湯に浸ける時間は、大体20〜30秒ほどですが、花の種類に
よって時間を調整します。

この方法も結構使用しますが、水揚げ後に花瓶の水を汚し易く
なる様に思いますので、水があがったら、切り戻した方が良いで
しょう。

この方法でも、熱が花や葉に伝わらない様に厚手の紙等で包み
注意して下さい。

つぶす 茎の先端に割り込みを入れたり、つぶしたりする方法です。
茎の硬い枝物や、ツル製のものに対して使用します。

はさみで十文字に割り込みを入れたり、それ以上に切り込みを
入れ、水に対する表面積を増やす為です。

お正月に飾る“千両”等はつぶした方が水揚げが良いようです。

薬品を使う 茎の先端に水切りをした後、薬品を塗る方法です。
みょうばん、アルコール、ハッカ、酢などが多く使われます。

殺菌、刺激を与える作用があるといわれています。

お花によって使用する薬品が異なりますので、お花屋さんなどで、
問い合わせてみると良いと思います。

 


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